チーム医療紹介Team medical introduction
認知症ケアサポートチーム(DST)
認知症ケアサポートチーム(DST)とは
認知症や認知機能低下のある患者さんが身体疾患の治療・入院生活が円滑に行えるように、認知症やせん妄(環境や体調の変化等をきっかけに一時的に認知症のような症状がでること)で生じる問題に対して医師、認知症認定看護師、社会福祉士を含む多職種で連携して支援することを目的としたチームです。
主な活動内容
① 定期的な病棟巡回や多職種カンファレンス
週に1度病棟を巡回して、対象となる患者さんの状態を把握して入院生活環境を改善し、適切なケアを提案しています。病棟から相談があった場合は、随時対応しています。 週に1度の多職種カンファレンスでは、認知症やせん妄に対する治療や、薬剤の調整、適切なケアについて多角的視点で協議し助言しています。退院後も外来での加療を継続し、安心して地域生活を続けるために薬剤管理や福祉サービスについても確認をしています。
② 病院職員への教育活動
全職員を対象として、定期的に認知症ケアに関係した院内研修を開催しています。認知症ケアに関わる職員に外部研修の受講を推奨し、認知症ケアの質向上を目指しています。
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